南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

火の用心。

黄金週間なものですから、家を留守にするお宅も多うございましょ。 どうか、火の始末にお気をつけなすってお出かけください。 泥棒なんてものは、たいしたものを盗っちゃあいきませんが、火は灰になるまで色気をだしますんで、へぇ。 江戸の町火消しってぇの…

修行。

世の中は 色と酒とが敵なりぞ どうか敵に めぐりあいたい。 般若修行をしなければいけない。 修行あるのみである。 修行の大事は、続けること。徐々にレベルを上げること。 敵に勝つには、逃げずに挑む以外には無い。 よし。がんばるぞ。 みていてくれよ。お…

自画自賛。

その人。 いつもよっぱらい。 もうひとり。いつもさめている。 さめたひとくるしみおおく。 酔うた人よろこびおおい。 勝手に落ちて。勝手にくるしむ。 自分で画いて。自分で賛(挿入言葉)をつける。 自画自賛という。 覚めている人をやってるのもそろそろ…

権右衛門。

諸君。間違わないで欲しい。 闘いは終わったのではなく 今から始まるのだ。 -フィデル・カストロ- しばらくも 名残りとてふりかえる 顔に雪ふる わかれかな。 -三代目中村歌右衛門- 秋思の詩篇 独り腸(はらわた)を断つ 恩賜の御衣 今ここに在り。 -管家後…

お珠。

「考えというのは誰のものでもないんだからね。」 と彼は言った。 彼は、空中に人差し指で連続した円を何度も描きつづけて言った。 「そこらじゅうを飛び回っているんだ。天使のようにね。」 -ガルシア・マルケス- およそ世間にせつないものは 惚れた三字に…

一首。

ねてさめて みなもにうつる やえざくら かげはながれぬ みずはたゆまぬ。

透。

自然は「じねん」とよぶほうがよい。 濃密に滋養をおのずから湛える芋が、自然薯(じねんじょ)である。 芋の気持ちで息を丹田に集める。 自然(じねん)に座り。 自然(じねん)の耳鼻舌心意を解放する心持に勉めてみる。 透明な意志。 が浮かび上がって、…

海坊主と海座頭。

どちらも海に住んでいます。 海坊主は、誰にでも「おまえは、なにがおそろしいか。」と問います。 怖がって問に答えず、逃げれば幾らでも追ってきて問うのです。 海坊主を見ても、怖がらず相手をすれば、とたんに海坊主は消えてしまいます。 そんな人います…

道歌。

掘ってない井戸の 溜まってない水に波が立っている。 その水を 影も形も無い人が 汲んでいる。 何をやっているのだ。 地に足をつけ世の道歌。 入り組んだ世の中でこの傾向はいっそう強い。 亡者となるなかれの、道歌。 掘らぬ井のたまらぬ水に浪たちて 影も…

消す。

挑火消せ 夕日の名残り 路の花。 -内藤露沾- 路の花が、夕日の下で燃え上がっていた。 もう一度あの美しさを想いたい。 燈火の下に、あの美しさは出まい。 消してみたら、想い出せそうだ。 ともよめる。 燈火の明かりが邪魔をする。蝋燭でもだめだ。明かりが…

百薬の長。

やめる日は はかりなくやは 酒のまむ ものの薬の 長と聞きしを。 -地黄坊樽次- たいがの病は酒で治るもんだと信じて生きてまいりました。 なんたって百薬の長でござんす。 だいたい病になると、周りこぞって、酒はいかん。ほれ安静じゃ、安静じゃ、安静じゃ…

阿国。

歌舞伎踊りの創設者。出雲の阿国。 アバンギャルドである。 阿国の出生は出雲だろう。 古代、出雲王権は、大和王権との争いに敗れ、以来監視下におかれた経緯を持つ。 出雲への渡来人は新羅系であり、舞や芸ごとへの文化は深かったであろう。 一方大和は、百…

光明。

一縷のこうみょう。 さしたる望み。 透明の愛。 訥々の歩。 粛々の生。 是々非々。 光明一縷。

慕い慕われ。

「あれ。月様、雨が。」 「春雨じゃ。濡れてまいろう。」 月様は、武市半平太。土佐勤皇党のトップと京の芸妓の一幕。 「面白き、ことのなき世を 面白く。」 「住みなすものは、心なりけり。」 長州の風雲児。高杉晋作の心意気に答える望東尼との一幕。 何度…

酒蛙。

夢に出てくる。 美味そうに飲んでおる。 酔っ払ってないぞ。と出てくる。 飲んでないケロ。と出てくる。 ひとが控えているときに、よくもぬけしゃあしゃあと。 この酒蛙め。 酒蛙酒蛙。 と書いて。 しゃあしゃあ。 と読みます。

しゃが。

ずっと名を気にしていた花である。 診療の待合の片隅のTVにこの花が映し出された。 リポーターの言葉に耳を澄ます。 ・・・しゃが・・・。 不思議なものだ。 すべてが上手くいく気がした。 現金なものだ。 雪の吹雪に見えていたのは、桜の吹雪だった。 僕…

戦国の花。

散りぬべき 時しりてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ。 -細川ガラシャ- 戦国武将細川忠興候の妻にして、薄運の天下人明智光秀候の娘。 天下分け目の関が原、東西の合戦にのぞみ、家康公に組した夫は従軍、留守居の妻は、三成候が人質となるを拒むる立場…

猪囃子。

鼓の痛快なリズムで囃し立てます。 どこかで百鬼の宴会が始まっているのです。 飲めや歌えやてんてけてけてけてんてけ。 三千世界にあまねくうさを払いのける宴会を囃し立てております。 もし。どこからか、いのししのおはやしが聞こえたら・・。 人のうさも…

草取り唄。

鼻先でるは まこと修行の足らぬ故 知れたことでも 知れぬというが それがまことの智者じゃもの 智者と言われて喜ぶならば それがおろかな ひとじゃもの。 -白隠禅師-

円相。

八重山吹はそこにある。 なにおもう。 般若唯一。方便無量。

円相。

紅桜は咲いている。

円相。

南天は実っている。

円相。

梅は生っている。

紀文。

稀代のリッチマンにして、文化人。 一説に、上野根本中堂の建立請負で得た巨利は50万両と言われ、産を破り、深川に隠棲したときでさえ、小判4万両からを蔵していたという。 お江戸の頃、一両は大体今で6万円程というからには、一仕事300億。老後の蓄え24億。…

山風。

限りあんば 吹かねど花は 散るものを 心みじかき 春の山風。 戦国の武将、蒲生氏郷の辞世の句といわれる。 太閤秀吉が、配下ながらその器量を最も恐れた男。 私には、懐深く二心なくも、その器量ゆえに、世間に誤解されつつ、泰然と自らを決する潔さを感ずる…

気づく。

蟹をみて 気のつく岨(そば)の 清水かな。 -蕪村- 蟹がはっている。 なんともなしに眺めている。 ハッ! 水があるはずに気づく。 見渡せば、清涼たる清水がコンコンと涌いている。 そんなことはなかった。少し前までは。と思っていることがある。 そんなこ…

自我像。

内面がズキズキしていると、案外他のことは、考え辛い。 自我の像をかなり近くで見テ取れるのはこのよう時がチャンスではなかろうか。 自分の葬式にはこんな遺影を飾って欲しい。 我侭である。 自我とは我侭である。 付き合う人は大変である。 さすれば、ズ…

やまあらし。

木に登るのが得意。 ちょっとでも高い所には目が無い。 高い所に上っては目を回すのが好き。 花見などをしている人がいると、木の上から驚かしたくなる。 いつも目が回っているので、たまに止まり木からドシンと落ちてきて人に迷惑をかける。 いい気になると…

めでる。

楽しみは、春の桜に、秋の月。 みうち達者で、三度食う飯。 酒があったら尚うれし。 ほれ。杯にはうすもものさくら。