2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
葛飾北斎の美人画に、鏡面美人図というのがございます。 後姿の風情と、鏡に映る表情が美しい。 「待人の たよりや 夏の 夜みせ前」 -得器- との、賛が入っています。 菱川師宣の見返り美人図も浮世絵として著名ですが、後姿の風情と、かいま見得た見返りと…
逃げまするか。 に。逃げよう。 善は急げ。ほれほれ。 あ。おまちになって。あっしも。 なんてことをいってるわけじゃなくとも。 背に腹は変えられぬ。 生きておってこその物種。 ここは三十六計。逃げるに如かず。 ほいさっさ。
枯木に烏。 群れを成しごみをあさる烏はあさましいけれども。 孤独に枯木にて休む烏は、背中で人生を語る。 んなわけはないが、みるものを反映してそこにいる。 奥ゆかしさを湛えれば、あさましきものなりとも黒光りするようだ。 若木よりも枯木がやはり似合…
メラニン色素の変異する染色体の特異変質。 生きた化石とも言われる悠久の系統相続。 幾度となく再生可能な細胞再現性。 獰猛な瞬発力と変温の緩慢。 雲を呑み土を食らう。 夢か現か分からぬ不実不詳。 その名。 ホワイトタイガードラゴン。 落書きは楽描き…
空 風 火 水 地 生きとし生けるもののみならず、在りとし在るもので五輪ならざるものはないという。 密教の世界観であります。 かの宮本武蔵は、剣の奥義をこの五つに分けて書き残しました。五輪の書。 オリンピックの五輪とどういう関係なのか、存じ上げま…
どうだろう。 わしら夢かないますやろか。 滑稽といわれれば、そりゃまあそうです。 どうだろうねぇ。 未だならぬ、見果てることの無い大望。 ゆめみてみます?
血が騒ぐ。とでもいうのだろうか。 この調べには、大和(やまと)の国のなにものかを呼びかけるなにかがあるのである。 籠(こ)もよ み籠持ち堀串(ふくし)もよ み堀串(ぶくし)持ち この丘に 菜摘ます児(こ) 家聞かな 告(の)らさぬ そらみつ 大和の…
固有名詞ではない。 自惚れの強い人間を山東京伝さんは、こう伝えている。 世俗。とは面白い。 人の噂も、なにかようか、ここのかとおか。 人の口に戸は閉てられぬ。 心得違いに恋の横車。 艶次郎とはまた得て妙な響きである。 自惚れに艶次郎。
気に入らぬ 風もあろうに 柳かな。 -詠み人知らず- 柳の如くさらりといきたいとは願うもののついかかづらわってしまう。 弱いところをつかれたり、執するものや好みのものを奪われると辛い。 普段温厚な私でも、酒を取り上げられると腹が立つ。 まるで子供だ…
一芸に秀でるものは諸芸に通ず。 人にはよい所があればわるい所もある。 どちらか一方だけということは人間ありえないのであります。 向学の為の努力が苦にならないこと、集中と継続に飽きないことは、自分本来の面目に関わることであり、それがよい所であり…
證道よ。証道よ。彼岸への證道よ。 汚されることも無く、清浄となるのでも無い。 損耗するものでは無く、増大するものでも無い。 感覚は無く、思弁も無く、行為も無く、認識もない。 明(さとり)は無く、不明(まよい)も無い。 知なく、対象なく、所執無き…
生涯身を立つるにものうく 騰々天心に任す 嚢(のう)中三升の米 炉辺一束の薪 誰か問わん迷悟の跡 なんぞ知らん名利の塵 夜雨草庵の裡 双脚等間に伸ばす。 -良寛和尚- 喜怒哀楽うっちゃって、寛いでストレッチ。 お風呂の中で、嗚呼極楽極楽と手足をさする…
牛を知る。 牛を探す。 牛を見つける。 牛を捕まえる。 牛を飼う。 牛と共に生きる。 牛を忘れる。 花は咲き鳥が鳴く。 牛はそれそのもの。 僕たちの牛とはなにか。
他を抜く。 この生き物をあがめると、出世すると言う。 虫、菜っ葉、肉に大豆にヨーグルトに、木の実・・・。な~んでも手当たり次第の、口に入るものならなんでもの旺盛な雑食性。 それでもって、もし消化不良なら、こっそりと吐き出して、しらんぷり。 か…
コーヒー豆を齧りながらオンザロックを呑む。 レコードプレイヤーにかかるのは、ビリーホリデイ。 昭和50年代の僕は、そんな呑み方が気に入っていた。 安物のレッドを、チリチリと喉に通しながら、苦酸っぱいサントスの豆を齧る。 「奇妙な果実」と言う曲を…
すっからかん。きれいさっぱり。 なにもない。ということは、なんでもいれられるということ。 さすが布袋さんは大物だ。 なーんもはいっちゃあいないが、入れ物はどでかい。 そこが大事。 人間本来無一物。 1年ほっといても使えなかったものは、捨ててみるか…
ことほぎのふうけい。 ことほぎ川。 ことほぎ街。 ことほぎ山。 なんということはない普通の中のことほぎ。 なんということもなくうかびめぐるたたずまい。 茫洋とする記憶に茫洋とする想い。 わるくない。
「ど、どうだろう。もう一杯だけ。というわけにはいくめぇか。」 「もうおよしよ。おこるよ。」 鬼に見えたり。仏に見えたり。 やむにやまれぬ この浮世。 よしてくれたる うれしさよ。 因果だねぇ。
汝我等諸人、この学社に来たって、道の為に首を同じくす。 困すれど窮するなかれ、貧すれど卑することなかれ。 身ありて験せざること無し。口あって食わざることなし。 心ありて思わざること無し。 人いきて 学ばざること無し。 すべからく十二時中なにごと…
夢のうちは 夢もうつつも 夢ならば さめねば夢も うつつとを知れ。 -覚鑁和尚- 乗合わす 人のまれにも さめてみよ うつつ夢こぐ 浮世舟。 -無山人無屋-
じゅうろく。てなんですの? 「ごごの紅茶。はっぱでドカン!。いちいちうるさい。」 ときたらなんやねん? あ。獅子。か。 ややこしいことしなはんな。 ひまなんや。 話しちゃうけどな、「骨折り損の、くたびれもうけ。」ちゅうことわざありますやろ。 わし…
僕は男だから思うのかもしれないが、想像力を逞しくしてくれる対象としては、やはりにょしょうの不可思議は大変魅力的かつ神秘的なのです。 如来や菩薩はもちろん、般若や閻魔までが、ひとおしくにょしょうの化身に思えることがあるくらいです。 棟方志功さ…
別名:竹の子。 なにをもうそう、我こそは筍なり。 日毎四センチは成長する。 幾たびか皮を脱ぎ。丈夫を節つくるものなり。 すえよろしく、孟宗となる。 天高く光と風にまぐわうのである。
早いところでは、海開き。 あさりも、あっさり食えなく、何トン無駄か、プランクトン。 もとい。 飛び込む。 ここは思い切って飛び込む。 虎穴に入らずんば虎児を得ず。 窮鳥もふところ入れば撃たれまい。 童心に飛び込むことを忘れまい。 もちろん。童心に…
あわゆきの 夢は 枯野を駆け巡る。
歩々綿々。 騰々兀々(ごつごつ)。 この身を送る。
え!なんですって? 士農工商ってえのは。 そりゃあ、塩コショウのことですかい? 自分の身分相応ぐらいは、心がけていますんで。へぇ。 人様に決めていただく筋合いのものじゃぁござんせん。 あっしは、上のご身分様は、かかあで十分懲りておりやす。 身分…
経済活動は、社会活動に連動する。 社会活動は、歴史動向に連動する。 歴史動向は、破壊と創造に起居する。 破壊は常に創造の卵だ。 創造の過程に破壊が必要なのではなく、破壊があるから創造が起こるのだ。 そのように思える。 創造的破壊者。 100年も前に…
指南所、手習所ともよばれた、今で言う学校。 8代将軍吉宗候の計らいで、室鳩巣が編さんしたという道徳の教科書に「六諭衍義大意」というものがございます。 そのなかに「しなくてはいけないこと」の6つが書かれています。 ・親孝行をしなさい。 ・年上の…
人間を、「にんげん」と詠むか、「じんかん」と詠むか。 わたしは、「じんかん」と詠むほうが、性に合う。 人間一生物見遊山。 愚の如く。魯の如し。