南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

未来のスナックで。

昨日夜半こんな夢を見た。 どこかで聞き齧っていたのだろう、隣の酔っ払いが私に説教をした。 「いいかい、仕事は金脈じゃない人脈だぞ。人脈の中から金脈を探せよ、金脈の中から人脈を探すなよ」。 いやにリアルであった。この頃深酒をしていないせいかも知…

何も驚くことはない。

霊魂なるものは火なり、肉体は薪なり。薪尽きて火滅す。かくのごときのみ。 ー中江兆民 たぶんそうだろう、けれどもそうだけれども、だ、ちょっと驚いて驚きに踊ってみたりするのも生きていることの醍醐味というものだろう。

おもひで

おもいでの品を自分で成仏させてやりたいときと、 自分ではどうにも忍びなく、誰かに成仏を委ねるときがある、 あのちがいはなんなんだろう。 堪忍と許容は違うということに似ているだろうか。

自分の寄る辺

天下にはきれいな声と決められた声は無いのだ。我が耳のよろこぶ声が何よりも楽しい声だ。 世間にはきれいな顔と決められた顔は無いのだ。おのが目の見惚れた顔が何よりも素敵な顔だ。 人生には正しい選択と定められた選択は無いのだ。おのずからの選択が何…

合縁奇縁

縁あって、あつかましゅうもこの世の中におらしてもろうて62年ほどになります。 つまるところ、世の中、 奇跡なんか起こらない とおもうてるか。 奇跡としか言いようがない とおもうてるか。 それによって、 合縁も奇縁も随分と変わってくるのではないです…

職人気質

職人とばれる人たちがいる。 仕事師として私はこの気質の人々は大好きだし尊敬もしかつ憧れてきた。 これぞ職人、の発したこんな言葉をすこぶる粋に感じるのである。 「放送はいいよなぁ、返品されねえものなぁ、・・・返品してやりてえ番組ばっかりだもんな…

閑道人

どんなことでもならべてみろ。百千あろうとも、どれもこれもゆきづまる。あれもこれもゆきづまる。どの方向へ向いて行ってもゆきづまるものばかり。そんなゆきづまるものはみんな捨てる。そして何も持っていない。そこが絶学無為の閑道人である。 とは興道禅…

放下着

下着を放る。という意味ではありません。禅にある用語です。 生きながら生きることの意味というそれ自体としては現実でないことを考える。 そんな私も放下着。

ここに在る。

天気 天候 気候という熟語がある 、全ては気象の状態、降水や気温など大気の状態を意味します。 違いは期間の長短にあります。天気はある日時、数分から2~3日の気象の状態、天候は数日から2~3カ月の気象の状態、気候は数十年間の気象の状態です。と検索の…

きけない本音

むろん風に音はない。 風鈴も風による鈴の音で風の本音ではない。 人の本音もほぼ聞けない。同様、媒体越しに見当をつけるしかない。 そして、きれいな音を聞きたいのならよい媒質を選ぶことが大事だ。 心とは如何なるものをいうやらん 墨絵にかきし風鈴の音

矜持

(photo/source) ええか悪いかは別にして今日が建国の記念日というには、日本の歴史はたぶん古すぎるしとどのつまり曖昧となる。 何をもって今日なのか、ということについて5%ぐらいしか得心できない。 あとの2,3割は暗黒物質で7割程は暗黒のエネルギーが…

心ある人

「ものの心(こころ)をしるは、すなわちものの哀(あわ)れを知るなり」 「たとえば、嬉しかるべき事に際して嬉しく思うのはその嬉しかるべきという事の心をわきまえているから嬉しいのだ。また悲しかるべき事に際して悲しく思うのはその悲しかるべきことの…

宿なし興道さん

屁ひとつだって人に貸し借りできんやないか、人人はみんな「自己」を生きねばならない。 興道さんの語録には好きなのがたくさんあるが、そのうちでも私のお気に入りをもう二つ。 「われわれのたった今の生活態度がインチキならば、今まで飯を食べさせた人も…

主人公

禅の公案に「主人公」というものがある。今朝、朝刊を読んでいたら、ふとこれがあの「主人公」ではないか、また「唯我独尊」という公案もこれに類するものではないかと想うことがあった。 向谷地生良氏の「当事者研究」といものについての記事であったが、「…

わし。という爺さん。

世間には情報が溢れているが、わしが何を知らないのかを教えてくれるものは皆無です。 どちらかというと、知らないでいいからそのまま騙されて、みたような情報には山ほど接する。 また人と接する中でこの頃なんとなく見えてきたものがあります。 「状況の具…

菅公の心情幾許や。

「離家三四月 落涙百千行 万事皆如夢 時時仰彼蒼」菅原の道真公の五言絶句である。 管公では、「こちふかばにほいおこせよ梅の花あるじなきとて春をわすれそ」など短歌も大好きである。 齢(よわい)を重ねるごとにこの寂寞の風情、というものを味合うことし…