南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆずりは。

この植物は、名のとおりゆずりあいの生育生態を持っている。 跡継ぎの葉が出始めると、先代はきれいさっぱりと身を引くように落ちるのである。 であるから、病葉(わくらば)はない。 汝、病葉(わくらば)になる莫(なか)れ。 を地でいく植物である。 なん…

梅雨の森で。

見つけた雨装束。 蓑虫蓑傘蓑装束。 みのたけにぴったりの。 なんで垂れ下がっているのかといえば、たぶんあまだれにうたれたのであろう。 このあま。と怒ってもいたしかたもなし。うたれよわいのが弱点。 なんせ枯れ枝で出来ている。 なんで枯れ枝かといえ…

梅雨のくも。

梅雨空といえば、くも多し。 足元ぬかる、くも多し。 雲天垂るるも、くも多し。 梅雨を詠った、くも多し。 そこここかしこに、くもかしこ。 銀糸わたすは、黄泉の蜘蛛。 晴れさそう、人の上にもかけてみよ。銀糸たがわぬ、虹の橋。 うーん。なんとも表現がし…

梅雨の栄え。

梅雨花に立派に映えている。栄えある蝿である。 生えば這え。這えば栄えよ。のハエである。 湿気を含んだ空気を切り裂くその五月蝿ほどの存在感である。 気持ち悪いなどと思ってはいけない。 はえさまなのである。 善い悪いは、見たて至大なのである。 悪者…

梅雨のまにまに。

あめのまにまに。 日筋が落ちる。 風のまにまに。 花咲き鳥飛ぶ。 時のまにまに。 万象至る。 梅雨のまにまに。 眠りを誘う。 むにゃむにゃ。まにまに。

梅雨の顔。

梅雨時の花の顔役といえば、あじさいでっしゃろ。 わし。顔役ですわ。 なんや虫食いの葉っぱやないか、ゆわんといてください。 くわれてまんねやで、かなしゅうおもうてくれなわし、たつせありませんわ。 みてみなはれ、ちょいおこってますやろ。 はっぱもん…

梅雨の真ん中で。

赤青黄色の衣装を着けたのだけが、てんとうむしではないらしい。 このしぶさは、私好みなわけさ。 梅雨を軽やかに過ごそう。なぞという無駄なことはしませんぞ。という決意を感じる。 じめじめと、くるくると、もわっとしゅうしゅうと過ぎ行く季節がつゆどき…

梅雨の居ぬまに。

なくてななふし。 昆虫界のなまけもののようです。 緩慢に枝は動く。 陽がさしてきたやないか。と、おっとりがたなのななふし。 お花はんにちょいと挨拶しとこ。 梅雨の居ぬまの、抜き足差し足。 晴れが続き、雨がおらんことになった。 おるのかおらんのか、…

梅雨の隙間に。

かえるがいる。 みずすましがいる。 振りかえる 梅雨の隙間は 水澄まし。 ちさき世界、一時の静寂。 雨も小休止。

梅雨の合間に。

むらさきのあやめに、あめいろのむしが横顔を覗かせている。 あめにうたれたあとの、うるわしきのひとときのはいだしのそのとき。 せいかんな姿のそのむしの、梅雨の合間のごせいかん。 お。雨は上がった。

梅雨の晴れ間に。

あじさいのぞく。 下から覗いても助兵衛とはいわれない。 あれまぁ。晴れ間に。葉裂間から。 てんとうむしやかたつむりやかえるの気持ちがなんとなく。 わかるようなきもする。 雨上がり。

さきいれ感。

ブドウ球菌のような実が、1点、2点、3点、4点、5点、6点、なんてん? はい。これは、ひいらぎなんてんであります。 別に意味はございませんが、これを言いたいがためだけであります。 しらなかった。てっきりなんてんは、南天だけの固有名詞だという先…

釣れますか。

釣れるわけないやろ。 そうですわな。やっぱし釣れしまへんな。 海老で鯛を釣る。なんていう諺もありますが、小生、鯛より海老が好きなので、餌を自分で食ってしまいます。 鯵でメバチを釣るなんていうときも、鯵の方が美味いので食ってしまいます。 雑魚で…

影は従う。

従うは影。 いま私はこうして地球に存在しているが、自分が何であるかは分からない。 しかし、私が特別な種ではないことは確かである。 私は「もの」を表す「名詞」ではない。 私は、この世界で何かの「こと」を表す「動詞」のようだ。 この地球のある社会の…

君は知っているか。

その後姿を。 君は知っているか。 その高尚な生き方を。 君は知っているか。 その杖の必要無きを。 君は知っているか。 どれだけの人が助けられたかを。 ああ。偉大なるフォルメルよ。 君は見落としていないか。 その真実の姿を。 君は逆らっていないか。 な…

中洲の発句。

メソポタミア文明とは、中洲の文明。 中洲のことをメソポタミアと謂うらしい。 運ばれてきた土砂が堆積してできる肥沃な中州は、定住農耕社会の母なる大地となった。 メソポタミアもその途端のその劫初は、このようなことからかも知れないと感慨深い。 深い…

次元。

平面と立体では次元が違うように、考え方やものの見方においても、平面的な推量の域を客体的な観点から立体化することは大事だろう。 たとえば、ある次元から見れば、泥棒は悪いことであるが、法の「秩序」に対しては我々よりもきっちりと守っている。 法。…