2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧
夜、人間の世界に迷い込んだしまった蛾は尋ねた。 「私は今どこにいるのでしょう」 男は答えた。 「私の机の上だよ。元の世界に帰りたいのかい」 蛾は答えた。 「もちろん。ここには希望もないし、それに蜘蛛もいた」 男は窓を大きく開けながら言った。 「オ…
ばか・間抜け。 エミール・シャルティエさんによると、その定義はこうだ。 「判断のなかに表れた一種の弱さを意味する。ばかな人はけちな情念しか持っていない。ただ真似る、繰り返す。その意見は行き当たりばったりで、今さっき言ったこと、今さっき聞いた…
面は、被るものである。 面を被って何をするかというと、そのふりをする。 強い振り弱い振り、困った振り余裕の振り、がんばっている振りあそんでいる振り、かしこい振りあほな振り。 ふりをするというのは、市場の原則にも従うようだ。 そのふりに需要があ…
お遍路さんのための、無料休憩所。 漁村の民家が、任意でかまえてくれている。 へんろ路には、私設公設問わず、いたるところにこうした、お接待処がある。 苦行のお遍路さんに奉仕をすることで、自分も一緒に回る、又それ以上の功徳があると、地元では信じら…
どうもうまくいかんやないかと考えたり、何んや違うんちゃうかと感じた場合には、初期設定を見直す必要がある。 慣習や先入観といった初期設定がその後の行動の自由を奪っていることも多そうだ。 例えばドイツでは、 「臓器提供をしない」 が法的初期設定と…
何かを愛するには、それを失う可能性を実感すればよい。-G・K・チェスタトン- 眼が言った。 「とても愛らしい純白に朱の花があるんだ」 すると鼻がくんくんさせながら言った。 「何も匂わないよ」 すかさず耳が言った。 「何にも聞こえないよ」 口がはさん…
なんともいわれぬ夢を見た。 病院の眺めのいい病室のようだ。 僕は窓辺に立って、ここから飛び降りようとしているらしい。 そこでは、たくさんの親族や知人や同僚や今までの縁者が僕を取り巻いている。 今は亡き人や子供の頃遊んだ犬もいる。 僕は、その光景…
ひくくひくく 生まれてきて わけもわからぬ 行く末 めをこらせば はるか遠く のぞみが みえた 時によりそい 時にははぐれながら 風に流され それもまた雲行き ああ 雲の流れのように ことごとく 儲けは 産まれて消えて ああ 雲の流れのように とめどなく 消…
蚊も走っているだろうか。 あ、かもは知っているだろうか。 存在とは常に かもしれないロードを否応無く走っているということを。 事故というものは、いけないかもしれない、よりも、いけるかもしれない、でよく起こる。
ここであったも 他生の縁 かまをもちあげ御尻をたてて 威嚇するかや 子蟷螂
わたしもきみも なにはどうあれ 秋茜
誰かが言っていた。 美人コンテストは、一番美しい女性ではなく、他の大勢が選ぶであろう女性が選ばれるのである。 らしい。 今日は、政権与党の代表戦である。下馬評では2人の候補が大接戦らしい。 クリーニング屋でもないのにクリーンクリーンという人と…
幸運はきまぐれだが、不運はこっちをよく見ている。 受想行職(じゅそうぎょうしき) 亦復如是(やくぶにょぜ) これこれと それぞれを あれこれと うけとるも またそれなりなる運意
自分という肉体 を意識してみる しっかしそれは 多くの 個の肉体 という中の 一つというほかはない
うたれもまれこすれて まるくなる音がする ごろごろ
はしっても はしっても つづくしまかげ
日本の最大の利点は東洋にも西洋にも属していないことです。 日本は常にアウトサイダーの立場でした。アウトサイダーは他者を忖度し、理解する能力に優れています。 物事をよく観察することこそ、アウトサイダーならではの優れた能力なのです。 かって、ピー…
自分の意見を言ったり、立場を明確にすることをさして、コミットメントという。 人が何かを成し遂げようとしたり、仕事上の約束や契約を果たす場合には、このコミットメントの確保が重要だといわれる。 そのためには、 ①行動を含み、②公にされ、③努力を要し…
人は自己中心に知情意し、感覚し、行為する。 その自己中心的な広い意味の行為をしようとする本能を無明という。-岡潔「人間の建設」より- つまりは自我によってのみ行われる行為は、そのことについて明らかでは無いということなのでしょう。 本来の意味につ…
グーチョキパーで グーチョキパーで なにつくろう なにつくろう 右手はチョキで 左手もチョキで かにさんかにさん・・・ ・・あぁぁぁああ かにさんかにさん かにさんのおなにーは ちょん切れるちょん切れる・・・。 ・・・。 しょーもないことを書いてしま…
龍馬さんも偉かったが、この人も偉かった。 土佐の西、津野山郷が産んだ幕末の志士、吉村虎太郎。 「吉野山風に乱るるもみぢ葉は我が打つ太刀の血縁とみよ」 怒涛の歴史の火蓋を切ったともとれる、アバンギャルド軍団、天誅組として、早すぎるも真っ赤に散っ…
人間の性質についてどんな理論を有しているか、それによって人生の多くは決定される-スティーブン・ピンカー- その生理において その心理において その道理において 私という種類、他人という種類の性質について、自分の抱いている理論持論、それが私の行う…
ジョン万次郎も偉いが、この人も偉い。 日本のロビンソンクルーソーだ。 10数年に及ぶ無人島での生活の中で、最初の数年は、フライデーもおらず、一人で生き延びた。 漂流という不条理な定めに対し、体力知力に精神力に適応力で運を引き寄せた、不屈の自己…