南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

収穫。

甘美な言葉である。 収穫の喜び。成果の楽しみ。 農家と漁家。海彦と山彦。 耕し、植えて、育む、収穫。 探し、戦い、享受する、収穫。 2種類の収穫に2種類の厳しさ。 己の、勇気と経験と意志の持続を試されながら。寒さと、暑さと、日照りと、雨と。不確…

福は内。

丹波の黒豆。 よろ昆布。 後厄ぬけて。 しな竹輪。 春に向かいて。 あびーる酒。 それ!福は内。 ほれ。胸の内。

愛別離苦。

金太郎のお母さんは鬼子母神。 他人の子供を食べていた鬼子母神は、ある日神に自分の子の一人を隠される。 愛するものを奪われ、嘆き苦しむうちに、他人の苦しみにも気付く。 不良母さんは、愛に目覚め一転して、子供達の守り神となる。 不良中年は何に目覚…

うすっぺらの魂。

電話一本で成り立つ犯罪。 涙のしょっぱさを知らない恋愛。 ハートを置き忘れた仕事。 携帯の電池切れを心配するだけの約束。 人の目に気がつかない不幸せ。 言い訳を先に考えた結末。 それでいいわけ? 信用を無視する商売人。 仁義を忘れた任侠人。 パクリ…

三つ数えろ。

1つ。なんで?原因 2つ。どうなる?結果 3つ。べきや否や?理由 頭にきたら三つ数えろ。 その余裕深呼吸。はい。

童心菩薩。

ほんまあのおっちゃん腹立つわぁ。 ・・どないしました? だいっ嫌いなおっちゃんがおるんや。存在そのものが許されへん! ・・えらいけんまくですな。 無愛想やし、えらそうやし、自分勝手やし、責任とらへんくせにガタガタぬかしよるし、ほんでなんかあっ…

未知なるもの。

ゲームには あがり がある。 人生に 攻略本 は存在しない。 こうしたらいいよ。 なんてことを鵜呑み丸呑みにすると、自分が自分で無くなるから注意が必要だ。 他の人を知ることは智恵である。自分自身を知ることは啓発である。といったのは老子。 42歳から…

旅。

境を越えていくこと。 此処と彼方の境を越えて 異なる世界に行くこと。 超えたところに在る 物語への夢に向かうこと。 旅に出る。旅をする。 準備万端整える人。ふらりと行き当たりばったりに楽しむ人。 どこで。どのように。何を楽しむのか。個人の嗜好が表…

佳なり。

去るものは追わず。 来るものは拒まず。 風は明暗を辿り。 出来事は起伏に富む。 鳥は飛び 魚は泳ぐ 寒いときは寒いなり。 寂は寂なり。歓は歓なり。 山気 日夕に 佳なり。

無茶な顔。

牛は水を飲んで乳を出し、蛇は水を飲んで毒を出す。 同じ水を飲んでも、出てくるものは違う。 同じような人生を生きれば、同じような経験は積む。 しかし、出来上がる顔は千差万別。 老若男女それぞれのそれぞれ。 いったいこの顔は、どういう顔なんだろうか…

やさしさと強さ。

もう一杯だけ~ 呑ましてくれろ~ ヘロへ~ろ~ あきまへん! 今日は。もう酔うてます! 明日も仕事でっしゃろ。帰りなはれ! ほ~れ~ はぁ~れ~ んじゃまぁ おあいそ たのんむますぅ~ 大丈夫でっか! しっかり帰んなはれや! お~きに! ひっく。はい~…

存在理由。

どうだった? なにが。 あれよ。 ああ。まあまあ。 だめだったの? いや。まあまあ。 まあまあって?どういうこと? なっとくはしてない。 そう。じゃもういちどやるの? そういうことになる。 ふーん。こんどは納得できるといいわね。 ・・・納得か。あすな…

文化というものについて。

一杯の ハイボール を飲んでいて思う。 居心地のいい店には、よき文化がかおる。借り物ではない何かがある。 それは決して創ろうとして出来上がるものではないようにおもう。 目の前にある何か。 それが大事なものならばそっと育む。そんな毎日の積み重ねが…

ダンス。

ラッタッター ラッタッター 思い出ワルツ。 シャル ウィ ダンス? い、いえ。 見てるだけで楽しいですから。 教えて差し上げますから おどってくださらない? 踊ったことがないもので。照れくさいです。 誰でも最初はそうなのよ。でもね。簡単な基本さえ知れ…

おめでとう。について。

お。芽出とう。 今までがんばった甲斐があったね。 のおめでとう。 お。眼出とう。 いよいよだね。立派になったものだ。 のおめでとう。 お。愛でとう。 いいないいな。かわいいなあ。かっこいいなあ。 のおめでとう。 お目出度い。 何かに着目し、その時を…

死生感。

月日は百代の過客にして 行きかう人もまた 旅人なり。 露と落ち露と消えにし 我命 なにわのことも 夢のまた夢。 もっと光を! 生れ落ちた時から 生きとしものはすべて 死に向かって生きている。 災難に逢う時節には 災難に逢うが良く候。 死ぬる時節には 死…

知足。

足るを知る。 もっともっともっともっともっと。もっと。 もっと力を。 もっと愛を。 もっと金を。 もっと。もっと。 あれがほしい。これもほしい。 あっちがいい。こっちもいい。 ええかげんにしなさい! 上品か下品かの差は、己の足るを知っているかどうか…

さよなら。について。

先生。さようなら。 みなさん。さようなら。 勉強が嫌いな僕は、さようならの後に控える遊びに夢中で、この瞬間が大好きだった。 さよならだけが人生だ。といったのは確か寺山修司さん。 以前の現実と以降の可能性の中間に位置するもの。が さようなら。 ピ…

喫茶去。

ようおこしやす。 さ。お茶でもどうぞ。 えらい怒ってはりますなあぁ。 ま。のど潤して落ち着きなはれ。 どないしましたん?泣いてるんちゃいますか。 ほれ。一杯飲んで。 外は寒かったでしょう。 暖かいの入れますね。 きっさこ。 人としてのおもいやり。 …

不易流行。

不易を知らずば 基たちがたく 流行を知らずば 風新ならず 不易とは 何がどうあろうと変わらないなにか。 流行とは 変わる事でパワーを持つなにか。 人間の脳の構造や重さはみな同じ過程を経て成長する。 人類の器官は、眼が二つ。鼻で呼吸をし、口でものを食…

時。

淡々と。 粛々と。 平等に。 とき。 光より速いスピードで移動すると、時間はゆっくり過ぎるという相対性理論なるものがある。 楽しい時間は早く過ぎるという、心の相対性がある。 時間というものと時の感覚。 時間の過ごし方。時の配分。量と質の関係。 淡…

えべっさん。

商売繁盛!笹もってこい! 明日は宵戎(えびす)。商売の神様。大阪は今宮神社の十日戎ですわ。 福福福福福。3日間で100万人が福を貰いに集まりまっせ。 儲かってはる人も、そうでない人も、縁起のもんでっさかいに、そりゃ熱気ありますわ。 わてでっか…

将来。

なぁ ぼく。 しょうらい なんになりたい? ん~ん。 乞食! なんでやねん!? でもな。おめぐみください っていうのはいやなんや。 めぐんだろかいな。いやめぐみたい!って人に言われるような乞食がええ。 スーツ着てな革靴ははいてな。ちゃんとクロコダイ…

忘れないということ。

おやじが 戦争に行ってる頃 僕はまだ精子にもなっていなかった。 数十億の競争を僕が勝ち抜き、やっと卵子が着床した頃 ケネディは暗殺され右か左かでポリシーが揺れている中 日本は高度成長上り坂であったらしい。 突き進む経済成長は、公害という害を作り…

脱構築。

頭が先で 尾が尻尾。 と大体は決まっている。 この 大体とか 大概とか 以前はとか 普通はとか 順番とか 標準とか 外枠とか これがクセモノ。 構築とは、構成し築くもの。 一度この概念をぱっと放り投げてみちゃったりするのが自分なりの脱構築。 リ・ストラ…

陶然遺萬累。

なんのことはない。 いやなことを全部忘れる。 ということ。 萬累の遺されたものに陶然とする心境。 もう少し上達すると いやなことそのものがない。 というような仙境に至る。 私なんかは、さっき食った昼飯さえも食ったかどうか定かではない。 なんでもす…

うつつ。

現実には二通りあるらしい。 一つには あるがまま の現実であり もう一つは のぞましい 現実。 私達が 足がかりにするのは いつも 望ましい現実に対して であることが多い。 正月三が日の時間はゆっくりと過ぎる。空気も透き通っている。なぜか天地自然が新…

燐寸。

日本の近代化を支えた輸出品の主力の一つであったのが、無燐マッチ。 デザインも多種多様で世界中に流通していた。そのシェアは90%以上であったという。 殖産興業のエリートも、今では探すことさえ難しい。 鶴丸。あたりや。ABCに桃。このあたりがかろうじ…

鯉に乗る。

至道無難。唯揀択を嫌う。 -しどうぶなん ただけんじゃくをきらう- 素晴しいと感じられる境涯に至るのは難しいことではない。ただ、選り好みをしないことだ。 と言う。 ため池の鯉は ゆったりと泳ぐ。ぱぁくぱく と。 そこに滝があれば一転、瞬時・機敏・俊…