2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧
六道の行く末を見守っている。 ピンクの腹巻かと思ったら、よだれかけだという。 見下ろすことのおおい小さき地蔵も見上げてみれば、青空を背景に頼りがいを感じさせる趣となる。 やぶ蚊に食われながら、蝉の鳴き声と照りつける太陽の下で、地蔵を見上げる。…
白光のもと、秘伝の巻物を咥えている。 険しい眼光が、その巻物の秘伝たる由縁を物語る。 四天王の一人、広目天の持つ巻物とは又別種の知恵が詰まっていそうだ。 現実的で細にいった商売の秘法だろうか。 私にもお稲荷さんの豊穣と生活安堵の儲けを分けてい…
鶴が丸している。 マッチ箱のように小さいが、役に立つ僕の相棒。 爪楊枝と耳かきと煙草の火付け盗賊改め長谷川平蔵の役割。 リアクションに困ったら。 ちょっとまっち。 なのである。 鶴が丸というのよねぇ。鶴が。 寂しくは無いのである。
なんでもそうだろうが、つきつめていくと、単純なものだと理解できる。 それそのものが単純な場合もあれば、単純な構造に集約できる知恵とビジョンによって単純化される場合もあるようだ。 複雑で多様なものよりも単純で明快に単一化されたもののほうが、イ…
青紫のラベンダー。 誰の持ち物だろう。 このラベンダー、ダレンダー? カレンダー、は7月26日を指している。 夏だから、しょうがない。 蒸しかえる暑さに、涼しく揺れる。
司法・立法・行政、それぞれがそれぞれに独立した勤勉さを要するであろう。 勤勉さとは、そのフィロソフィに対してである。 勤勉さを発揮するのは、癒着の延長線上の自分勝手な未来にではあるまい。 何処を見つめるのか。何をよりどころとするのか。なにを成…
暑気払いの季節と相成っております。 寝冷え、食あたり、熱中の各症状、ウィルス媒介の疫病、天候の急変、はたまたつい乗りすぎての脱線してしまう事故など、いろいろと心も体も天も鍵や羽目をはずしやすい気候でございます。 諸兄諸姉の、すこやかなる日々…
影がうつらなかったらどないしょ。 鬱蒼たる森のわずかな隙間にねじ込まれた光が、水面に落ち込む。 しまかに覗く。心配しなくても影は落ちた。 ハレルヤ! ハゲルヤ! 目の中をチカチカと光の粒が飛ぶ。 明滅。明暗。おまえは? イエス。アイアム。
さてん。とは呼ばない。ちゃみせ。である。 おでんから、かきごおりまで。 四季が全部詰まった品揃えである。 息を抜くのか、息を継ぐのか、休むのか、寛ぐのか、ほっとするのか、腹ごしらえにいそしむのか。 通過者に任せるのである。
層雲空高くかかり、中空の陽を柔らかくす。 雲天のまほろば、地を覆う。 行き交う人、抱かるるを知ってや否や。 雲層の切れ目、来たらんことを。 こんもり、こんもり、もっこんくもりのまにまに。 脈絡も無い言の葉を並べたくなる。 雲天手は君だ。車掌は僕…
リーフ・オブ・ヘブン。 蓮池を物欲しそうに散策していると、一片の天国に出合った。 シュールリアリズムか、オルタナティブアートか? いやいや、何か落ちていないかと下ばかり観て歩く貧乏性に、上を向かすための天の声であった。 一片の華に無数の藻の風…
大雨が残した風景。 本来、森林が雨を溜め込み、山全体が調整弁として働く自然のダムが、過剰水量を放出すると、滝は瀑布に変貌する。 人は、ダムを作り、道を抜き、人工林を増やすことでの弊害と、調整弁の妙との辻褄あわせに走ってきた。 この滝も、バイパ…
はっさく。 柑橘系。 じわりと唾が出る。 今は未だ、チョースッパイだろう。 今食べると、スッパイする。 太陽をいっぱい取り込んで。 炬燵の季節まで待つべし。 なにごとも、熟れるまで手を出してはいけない。 色づくまで。
むくげの花のその中に蟻が入る。 紅い華心に黒い蟻。 アリ?おかしいなぁ。とは思っていない。 槿も蟻も幸せそうである。 覗き込んだ私は、ままの傍観者となる。
田螺の前に道は無い。田螺の後に道は出来る。 砂に風が絵を描く風紋は美しい。同様に、泥の上を這いずり回る田螺の道紋も美しい。 ヴィジュアル系にはない、その営みにおけるけなげな美しさである。 大名行列宜しく、したに~したにし、と目にも留まらぬ遅さ…
横浜の桜木町にも想いではあるが、この桜木には、痛い想いでがある。 なにごとも過ぎてしまえば、忘却という淘汰圧から逃れる術はなくなるが、身にしみて体験したものは、その力に抗う強さを持つようだ。 懲りる。という学習の基本要素の大事さを想う。 しか…
スプリングハズカム。は春が来たと訳す。 トンボハスカモ。はなんと訳そう。 ・・・。 梅雨の合間のひとこま。
このようなものが。
こんなことになり。
こういう具合に咲く。 植物系統の発生過程は、遅咲き早咲きと、時間の経過に個体差があり、動かないので、その一群を理解しやすく、過程観察が容易だ。 群生地では、一度にその一生を垣間見ることが出来る。理科の勉強にはもってこいなのよ。植物という生き…
近づくと。こうなっている。 こうなるには、こうなるべくの過程がある。 その過程を経ないものが、そうはならないのである。絶対に。 ひまわりの実を口にするのに、あとすこし。 人の過程もわかるとよろしいのになぁ。 理科だけではなんともしがたいのが人の…
物事を分析するときの、基準点として必要なのは、「In spite of」つまり「にもかかわらず」そうなっているのか? 「because of」つまり「ゆえに」そうなっているのか?と考えることだといわれる。 一般的には、がんばっているにもかかわらず上手くいかないこ…
ここで三合、かしこで五合、拾い集めて三升あまり。 歌舞伎のせりふじゃありませんが、はしご段に呑んでいけば、ベロベロに酔っ払います。 ここで麦酒に、あそこで日本酒、かしこで焼酎、拾い集めて、まだのむ洋酒。 完全にベロベロの神様に気に入られてしま…
差異はなくとも親子犀。 さいさいよらせてもらいます。 財はなくとも債はある。 さいですか。 ほなさいなら。
籠の鳥は可愛そうだ、せめて空を飛ばしてやりたいと、紐をつけた鳥使い。 落飾して、獣との勝負にこだわらなくなった金太郎。 父を知り、母を知ったオイディプス。 鳥使いは、鳥に連れられ大空を舞い、地上を忘れる。 金太郎は人里に下りて、人間を知る。 オ…