2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
(source) 彼らは嘘をつきっぱなしについた。 彼らは吉凶につけて花を飾った。 彼らはよく青い小鳥を飼った。 彼らは約束の時間にしばしば遅れた。 そして彼らはよく笑った。 -三島由紀夫「美しい星」より-
清流や 童(わっぱ)飛び込む 水の音
(source) 「八兵衛、貴様、女房を持たぬか。俺が知ったところに、歳は三十ぐらいでもあろう。 きりょうは、とんだ悪い。大あばたで、ひっつりひっぱった顔だが、 そのかわり、はたらくことがきらいで、朝寝が好きで、そして、針仕事などは、手にすると頭痛が…
(source) ん。グッジョブ! シンプルに加える、添える。
(source) あきらめてしまわない限り、チャンスはある。 千載一隅ではあっても、ゼロではないと信じる事も必要だ。 たまたま、は二つある。 たんなる偶然のたまたまと、あきらめない故に必然となったたまたまと。 前者はそれを見過ごしやすいが、後者はチャン…
(月僊十六羅漢図) ひとはみな煙の種 難儀を駿河(するが)の海も 往生を信濃(しなの)の山も 無常はいつをさだめがたし 息子は 親父となり としよりて爺 娘は 嫁となり としよりて婆となる 千歳(ちとせ)も散らぬ 花は梨の実 このみ ひとえが浮世の旅衣(…
(artist/Gregory colbert) わたしたちは抱きしめる。 そこにあるものを、そしてそこにないものでさえも 近く、そして遠く、私たちはいだきあうこともできる。 もっともそれは、抱くも抱かれるも、淡き水のごとき交わりにおいて。 (source/Life) (original u…
(original unknown) 多分私より有意義な人が現れると、私は今の依存場所には留まれないだろう。 それは一つ前の玉突きから始ったものかも知れないし、二つ前に始っていたのかもしれない。 突いたのは誰だろうか、天使かもしれないし、なんちゃっておっさん…
(source) 作家のバーナード・ショウという人は、90歳になろうというとき、 若い女優のパトリック・ケンベルという人にこういって結婚を申し込まれたそうです。 「あなたの立派な脳髄と私の美しい肉体が結ばれれば、どんな優秀な子供が生まれるでしょう」 …
(彫像/木喰上人) ギリギリまで身体をイジメルと、少し心が丸くなる。 斃れかけた一寸の虫にも、一掬の情をかけたりもする。 人間是非一夢中 諸悪莫作 衆善奉行 お盆と暑すぎる夏ということも、少し殺生とうものを遠ざける。 生きて、生かす、ことを考える。…
1. 「尋牛」 失った牛を探す 本来の自己を探しに出る 積もり積もりて積もることなく 失(なく)し失して失するを知らず 探し探し探す 尋ね尋ね 思い行い歩き尋ね探す ある教育者はこういいました。 「できる子とできない子」がいるのではない。学習の速度が…
2. 「見跡」 牛の手がかりを見つける 知識として知ったにすぎない 綿菓子のことをコットンキャンディーといいます。 ソープバブルは、シャボン玉。 見つけたとおもえばするりと消えたり、大きいと思えば小さな粒だったり、します。 気付こうとしなければ、ず…
3. 「見牛」 牛の声を聞き後ろ姿を見る まだ全てを見たわけではない 我慢強い人は、苦しそうな表情を見せながらも、苦しいとはあまり言わないものです。 ある人に「痛いですか」と聞くと、「どの程度から痛いといっていいのかわからんのだ」と言ったそうです…
4. 「得牛」 ついに牛を見つけ手綱をつけるが、牛はいやがる 今度逢ったら一千万あげる。と言われても誰も信じませんが、今度逢ったら三千円あげる、と言われればつい信じてしまいます。 でも、結局もらえなかったらどちらでも同じことです。 私たちは、得ら…
5. 「牧牛」 牛をならし連れて帰る 牛の顔を見る 花が好きな人がいれば、それよりも団子が好きな人がいたりもします。 でも何かに駆られて、いっぱい花を摘んだり、団子を掻き集めたら、愛でたり、美味しく頂いたりできなくなったりするのは何故でしょうか。
6. 「騎牛帰家」 牛に乗り笛を吹きつつ家に帰る 牛と童子は一体 海彦の幸は海に、山彦の幸は山に、あるということはわかっています。 でもなぜか私たちは、違うものや無いものを欲しがったりしてしまいやすいようです。
7. 「忘牛存人」 家に帰り牛のことも忘れる 悟った気持ちさえも忘れる 夜寝りにつくと、朝まで、目が覚めるまで、私たちは多少の騒音を伴う無防備な物体と化します。 古くから、寝起きを襲うというのは、もっとも卑怯だといわれ、また、おちおち夜も寝られな…
8. 「人牛倶忘」 一円相 人も牛も忘れた絶対空の世界 多角形の角を増やせば増やすほど、円に近づきます。 角を取ることで、氷は解けづらくなります。 角があれば、角は強いけれど、辺は弱くなります。 でも角が無ければ、私たちはとても不安かもしれません。
9. 「返本還源」 人も牛も消え、花と水の自然に還る もっていたものがなくなると、人は喪失感を持ち、それを取り戻そうとします。 でも、 あったことがなくなったのと、なくなったということがあったのと、どうちがうのでしょか。
10. 「入廛垂手」 童子は布袋と対面、世間に還る たぶん私たちは大変興味深い世界にいるようです。そしてこの未熟な手はおぼろげながらも小さな意思を持って「それ」を探しているようです。 私は、牛は、童子、布袋は、どのようなものか。
(source) 「この地球上の互いに引き合う力は、万有引力定数Gに、その全ての質量を掛けた後、それらのものの間の距離の二乗で、割ったものに相当する。」 ちんぷんのかんぷんのちちんぷいぷいですが、この地球上には、目に見えない引き合う力が存在すること…
(source) そんなご無体な。 というような要求をされたり、訳のわからないゴネ方をされたりする時がある。 例えば、昨日聞いたのは、来客の女性の化粧が濃すぎるじゃないの、と大家さんにクレームをつけられたとか・・下手なジョークより面白いことも。 ゴネ…
(コラージュ/マッド・アマノ) 夏休みである。 反抗期の子供がずっといて、暑さと共にイライラしている親御さんも多いかもしれない。 今朝の日経新聞におおむねこんな話が紹介されていた。 ゲームばっかりで勉強をしない子供に向かって、 親:「何度言ったら…
(Art by Viadimir Wolegow) 丘は美しく、水は清く、陽射しはのどかで、風も穏やかである。 空には真新しい光が溢れ、まさに別天地である。 混沌の中にも平和があり、平和の中にも華やぎがある。 それに出逢うと人は目を開かれ、そこに座し、身を横たえると、…
(像/木喰仏) ブルックナーは、42歳から作曲をはじめた 伊能忠敬は、56歳から測量を始めた 木喰上人が、仏を彫るのは還暦を過ぎてのこと。 人が創造するものにはそのひとの魂が宿るようだ。 人が創るもので魂の宿りを感じないものはちょっと寂しい。 シ…
(写真/モースコレクション「百年年前の日本」より) 施しているのか、施されているのか。 食っているのか、食わしてもらっているのか。 わからないときがある。 無智亦無得(むちやくむとく)以無所得故(いむしょっとっこ) 飄々と淡々と さしあげたり頂い…