2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
(picture/source) それは酒である。 百薬の長といわれたり、般若湯といわれたり、酒中の趣人知らずなどと謳歌されたり、酒は神秘教の象徴である。 酒に宗教があり、詩があり、精神の良薬であるなどというと、この詩趣神秘を知らぬ人は不思議に思うだろう。…
(painting/Janina Magnusson) 無縄自縛という言い回しがある。縄はどこにもないのに、自分勝手に無い縄で自分を自分で縛る。 「むじょうじばく」と読む、これは考える葦として避けがたいことのようでもある。 人間ほど妙な動物はない。頭で何かこしらえて…
(画/鉄翁祖門 蘭図) 正直にして、天理に通じ、慈悲を以ってよく人に施す。 無欲にして、足ることを知る。 平日、行事正しくして邪なく、物を愛して執せず。 俗塵凡情、一点も無き、これを古人、風流と云う。 -鉄翁和尚
(picture/source) 時は元禄のころ、芭蕉の門人に大店の店主がおりまして、ある日芭蕉を家に呼んで、いろいろともてなしていたそうです。 そのうち日も暮れて燭台に火をともそうとやってきたそこの小僧さん、しかし誤って種火の芯を切って火を消してしまいま…