南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

岩椿。

岩に咲く椿。 椿に咲かれた岩。 岩椿か。椿岩か。 コペルニクスさんとプトレマイオスさん。 優秀さに甲乙は無い。 天が動くのか。地が動くのか。 神はこのような不細工なものをつくるはずがない。 完全なる神がサイコロ博打のような事をするはずが無い。 と…

念。

記すれば。記念。 祈れば。祈念。 信ずれば。信念。 歳重。起念。 何を持って瞑するか? 何を持って念ずるか? 水の一念。岩をも通す。 再生を期するのであれば。 イノベーションを欲するのならば。 念。新。意。 朽ちることが無いもの。それが魂というもの…

南天。

春一番の東風(こち)が吹く。 冬を越した南天の実がなんてんも残っている。 実だけではない葉までが色づいている。 色気が出てきましたか。 揺れている。あち東風に。 鶫(つぐみ)につぐまれることなく越冬をしたのだ。 殺風景な冬の景色に色気を与えた南…

日和。

干し芋がムシロに並べられている。 干し柿の粉が陽光に輝いている。 生垣の影の用土の上の満ち足りた膨らみに光が筋をつける。 かまどで燃えるパチパチの木が、くゆらせたなびかせる層雲。 まるまった暖かい相貌を崩して、ばっさまが静かに笑っている。 木綿…

誉。

ほまれ。 もしも。 信用や信頼というものを本当に得たいのであれば。 守らなければなりませぬ。 誉れ高き彼らが。 約束を果たそうとし。 期限を忘れず。 決まりを尊重し。 隠蔽を潔しとしない。 のは、何も義務からやっているのではない。 誉れを守ろうとす…

良寛さん。

花は 無心に 蝶を招く。 蝶は 無心に 花をたずねる。 花が 開くときに 蝶は来る。 蝶が 来るときに 花は開く。 われもまた 人を知らず。 人もまた われを知らず。 知らず知らず 従う。 大きなものはあるなぁ。 -帝則- よきかな。よきかな。

逃。

殿!積年の敵を追い詰めてござりまする。 にっくきあ奴。存分に成敗してやりましょうぞ。 ・・・まてまて。逃げ道を一箇所作っておいたか? は!お申し付けどおり北の方角に。 ・・・ん。敵がそこを見つけて逃げるなら好し。 決して追うでないぞ!必死の敵は…

習作。

少し前の。エチュード。 何故に綺譚菩薩としたのかも定かではない。 変わった由緒の菩薩を見たかったのだろうか。 感情などというものは検証し得るものではない。 心誘われるまま。 何かを真似て作ってみる。 そのことによって。作ってみたい自分を確かめる…

互。

たがいがいるのさ。 かくかくしかじかとさ。 うまい具合でもさ。まずい具合でもさ。 片方だけがさ。どうのこうのちゅうことはさ。 ないさねぇ。 因果はよ。お互い様よ。 成功もよ。失敗もよ。結縁離縁だってよ。 互いが成せるわざよ。 車はよ。両輪無いとよ…

不惑。

「ラフカディオ・ハーン」と「チンギス・ハン」は別人だ。 「ダライラマ」とバカボンの親父のいう「タダイマナノラ」は全く持って違う。 「ガンジー」と「ゼンジー北京」は兄弟でもなんでもない。 しかしだ。 私は惑う。 小泉八雲さんの見た日本と襲来した蒙…

老。

さぞかしの人。 老いる。とは。 間違いなく。追い越せない。 時間を越えて追い越すには、閉じた時間的世界線がなくてはできない。 そんなものはないのだ。 どないもこないも。ありゃせん。 追い抜けない。という一点こそが、敬うに値する。 誰であろうと。先…

幼。

おさなきもの。 どのような個人においても。相対的優位性に立つ場合がある。 自らよりも幼きものに対する場合がある。 「知りながら害をなすべからず」 とは。ヒポクラテスさんの言葉。 医者であった彼の箴言。 自らよりも不利の位にいるものを利用してはい…

二人。

姿に影の添うごとく。 男と女。 夫に妻。 兄と弟。 姉に妹。 貴方と私。 君と僕。 俺とお前。に。貴殿に我輩。 めおと。 朋輩。 戦友に同僚。 犬猿。 猿蟹。 立て板に水。 糠に釘。 安楽葛藤。 期待に不安。 怒号に静謐。 形に影の添うごとく。 その。二人。…

無覚。

・・・・それから 彼女は ろうそくの炎が 風に吹き消された時 ろうそくの炎が どんな様子か想像しようとしました 彼女はこれまで 一度もそんなものを見たことを 思い出せなかったからです。 -不思議の国のアリスより- 「この世のあらゆるものは集団的無意識…

演劇。

俺は。なにをしに生まれてきたのだ? 俺は。何のために生まれてきたのだ? 市川海老蔵さんの。「信長」のプロローグとエピローグ。 全編を通して語られる「存在」というものの相克と葛藤。 敦盛。の幸若舞もうならされる絶品であります。 歴史は人が作る。演…