南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雨の朝。

雷で目覚めました。 街をたたく雨の音 鼻腔を満たす香気 とどろくいかづち ああ、春雷だ。 通勤もなにやら趣あり あの山も煙っていることだろう。

陽気。

梅も嫌いよ 桜もいやよ ももとももとの間(あい)がいい 都都逸のひとつもでてくるような、 梅桃桜と、何べんみてもうれしいリレーがはじまりました、今年も また。

旬望。

一枝 手折って 背中に挿して ほころびことほぐ 宴はまだかいな

本物に任せる。

アジサイの葉を料理の添え物にして、食中毒を起こしたとんでもない料理屋があったりしましたが、これも韮に似てるからって、食うと大変なことになります。 花が咲けばこりゃちがうって思えても、それまでは素人では見分けがつかない似て非なるものが世の中に…

山中杉木立。

踏み固められた 道が綺麗に 人の道

クリーンナップ。

鳩山前総理は、トラストミー(私を信じて) と言いましたが、見事に約束を果たせませんでした。 もし、米国が本気で期待していれば、えらいことになっていたはずで、たぶんほとんどまじめにその言葉を受け取っていなかったことで、両国共に救われているよう…

嗜好の整理。

日々暮らしていると、気に入ったものとそうでないものに出会います。 写真、文章、絵、服飾品といったものから、考え方、喋り方、態度を初めとする人についてまで。 そして気に入ったものを私たちは、選択し身に付け行動します。 振り返って自分を見渡してみ…

理由(わけ)。

モンテーニュは、「どうして」あなたは、あの方と友達なんですか?と聞かれた。彼は決まってこう答えたという。「彼が彼で私が私だから」どうして? に明確な答えなどを求めてはいけない。よろしいか、「どうして?僕は、痔になったんだろう」などと悩んでは…

獅子舞。

エイブラハム・リンカーン大統領の偉いところは、清濁併せ呑む器量にあるともいえそうだ。 彼はその内閣に、敵対する政党からをはじめ、様々な政治生命的ライバルを取り込み、目的の為に活用した。 「チームオブライバル」 を纏め上げるのは並大抵の胆力では…

挙動不審。

そこに妙な生き物がいる。 とおもったら、自分のことだと思っていい。 ナルシスは自分に自惚れた。 自分自身の、本当の肉声は聞けない。骨伝導の為かなり渋く聞こえる。 落語の枕にこんな話がある。汚れた顔と綺麗な顔の二人がであった、お互いの顔を見て、…

果報あり。

春秋も、涼む夕べも、凩も、 取り置きできるものでなし この身ひとつと 笑うてなんぼ -無山人-

爺の図。

鶴は千年、亀は万年、私は天年、 と幾つまでこの身がもつかは天のみぞしるのですが、 どうせなら、息子の嫁の尻をなでても許されるような、そんな爺にわたしはなりたい。

ピエール。

フランスの人は、よく食を楽しむのが上手だと言う。 ジュテーム。 よく、何でも匂いを嗅ぐのが好きな人がいる。 味や匂いが生み出す快感と密接に結びついている脳の部位を、「内側面前頭葉眼窩面皮質」というらしいことを知った。 過日、食と香についての薀…

銀の馬。

白銀 という言葉があるように、本物の白馬も一瞬銀色に輝いているように見える時がある。 輝いて 周りの景色まで映し出すような キラキラ光る美しさは、現実にそう見えるということよりも、そう見たいという自分の脳の作り出すイリュージョンであることも多…

無くせば現れる。

有機的な世界においては 自意識や自我が冥(くら)く、弱くなればそれだけ、 本質的な優美さがそこに燦然とかつ個性的にあらわれでるということが、 なんとなくわたしたちにはわかっているような気がします。

ミステイクについて。

おそらく、常に誰かがどこかで誤った決定をしている可能性がある。 「ミステイク」を犯さない人などいるのだろうか。そんなことは誰にも分からない。 お互いに傍若無人に振舞い続けていたことこそが、大きなミステイクであった。-カール・マルクス- 一つの生…

火を興す。

コンピュータが人間の判断の代わりにならないのは、鉛筆が読み書きの能力の代わりにならないのと同じです。 でも、ものを書く能力は、鉛筆がなければ、特に長所とはいえません。-ロバート・マクナマラ- より近代的で創造的な「火」をマネジメントしようと思…

子 曰く。

子在川上曰 逝者如斯夫 不舎昼夜 「子せんじょうにありていわく ゆくものかくのごときかな ちゅうやをおかず」 滔々と切々と頼々と流れ行く川面は変わらずとも その水は元の水にあらず

残存の可能性。

需要に添って生きていく。 適者生存。 人の成長を追い越してはいけない。 自然体こそが人も会社も永らえさせる。

立春の海。

不動堂に腰掛けて海を眺む。今日は立春なり。陽 夢の如く靄の中に微黄をぼかす岩 点々として遠見の果てに遊ぶ水 洋々として様々 かつ揺々ざぶりと浅瀬に下りて 足下より鱗々の銀を踏み出す。

型は些事に宿る。

型にはまった日常の些事は、哲学や詩の最高峰と同じ水準の、文化の理想についてのコメントになっている。 というようなことを、誰かが言っていた。 茶の湯や華道、剣の道や合気道なども、その練り上げられた型には秀麗碩学の尊見を覚える。 修行というものは…

目は口ほどにものを言う。

言語学の世界にはリポートトークとラポートトークという言葉があるらしい。 リポートは数字を挙げて定量的、論理的に話すことであり、ラポートは心理的なつながりを大事にする話し方だという。 重要な話をするときには、「会話」ではなく「交話」しなければ…

ヴィーナス連想。

オーストラリアで発掘された土偶の、ヴィーナスである。 ヴィーナスとは女神である。 思い出したのは、ルネッサンス期のイタリアの画家の書いたビーナス。 その画家の名前を思い出したのである。 ボティッチャリ。 ・・に似た、ボッティチェッリ。 しかし、…