南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ろ。

(picture/source) 水が深ければ、服を脱ぎ泳いで渡る。 浅ければ、裾をまくり歩いて渡る。 櫓は浅瀬では役に立ちません、竿は挿そうとしても深みでは届きません。 時折々に従い、無理してことをやる必要はないのです。 求めても得られぬものは、青空や雨や…

Numb

(gif/source) Oh, that’s just how it goes Risin’, risin’ up Right until we fall ….. Elderbrook - Numb (Official Video)

かつてわが悲しみは

(gif/source) かつてわが悲しみは かの丘のほとりにいこへり かつてわが悲しみは かの丘のほとりにいこへり 五月またみどりはふかく 見よ かなたに白き鳥のとぶあり おのが身ははやく老いしか この日また何にいそぐや あてどなき旅のひと日の 夕ぐれの汽車の…

酒好きの矜(つつし)み

(photo/source) 夜おそくまで、おじいさんは仕事をしていました。寒い冬のことで、外には雪がちらちらと降っていました。風にあおられて、そのたびにさらさらと音をたてて、窓の障子にあたるのが聞えました。 家の内に、ランプの火はうす暗く灯っていました…

妄念掃えば屈託なし

(図/鳥山石燕) むかし飛騨の山中に、檜の木の長枌(ながへぎ)をこしらえ、世渡りとする男がいました。ある日例のごとく、山に入りて、細工をする折から、前なる杉の木の陰に、背の高い山伏が、おもいがけなく立っていました。 かの細工人大いに怪しみ、さ…

目的因

(gif/original unknown) アリストテレスが論じた、物事の四つの原因(アリストテレスの4要因)を説明しましょう。それは、質量因、作用因、形相因、目的因の四つです。 家を建てることを例にすると、質量因とは、素材・材料ですので、木材、石材、鉄骨や釘…

創発的特性

(picture/Here today, gone tomorrow.) 渋滞を緩和しようと道路の本数を増やすと、実際には渋滞が悪化するかもしれない。というのも、道路が増えれば、より多くの人が道路を使おうと思うからだ。 これはシステム理論の研究者が「創発的特性」と呼ぶ現象だ。 …

えらいこっちゃで進歩する。

(gif/source) 周囲の環境が動的かつ予測不可能かつ前例のない形で進展するときがある。 そんな状況下でこそ、個々人に常に実験を繰り返せしうる安心感と、選択の自由を容認し、進歩を促すべき機会である。 人生の方から欲しいものが何なのか、訪ねてくれるわ…

異なる必需品の定義

(picture/source) ほとんどの国においてスーパーマーケット、薬局、銀行は営業を続けている。その他どのような店が営業を許されているかは、政治家の判断によるものが大きい。 お酒は必需品だろうか。ペンシルバニア州やインドではそうではない。これらの地…

詩情・・beating.. It’s beautiful.

(gif/a kiss view on IRM ) 見えぬために無視される完璧なダイヤモンドもある。 逃げているはずの死が慌てず隣を走っている。 ー床にまで詩を書いてある。床では書いた詩は消えるじゃないかー すべては消える。魂もそれを望んでいる。 それでいいんだ。夢も…

従容として道に中る

(picture/source) 天の命これを性という、性に率うこれを道という、道を修むる之を教えという。-中庸 中庸では、従容(しょうよう)として道に中(あた)るは聖人なりと云っている。 従容とは、無造作、無分別、無知、無心のことで、ただ、何ともなく、時に…

僕らはどう生きるか。

(picture/original unknown) 生き残るものと死ぬものを選別するのは誰なのか。 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、人類はもう一つの厳しいジレンマに直面しつつある。 イタリアの現状はこれを垣間見せている。問題の本質は、以下のように要約できる。 …

緩歩大明神

(Water bear (tardigrade)/source) 手のひらを太陽に tiebao

危険と機会を分かつのチカラ

(quote/Ramana Maharshi) メタ認知能力(Metacognition)、 意味のあるタイミングで、自分が考えていること、感じていること、そして感知していることをシンプルに観察する能力である。 例えて言えば、流れの急な川から崖に上がる能力のようなもので、それに…

知悉し得ぬところ

(picture/koukei kojima) 様々のことおもいだす桜かな –芭蕉 たとえば、誰かが「雨が降りそうだよ」と言ったとき、それは次のようなことを伝えたかったのかもしれません。「だから傘を持って行ったほうがいいよ」。 またそうではなくて、「ずっと雨が降って…

浮世の渡り

「としを経てうき世の橋をみかえればさてもあやうくわたりつるかな」 齢90を超えた飲み友達が言う。 おやじは世界的な疫病も免れ二度の大戦も生き抜いた。 わしにも戦争からのちにも百年千年に一度ともいわれるような、厄災もあったが、未だわしの命を奪って…

目の付け所

(photo/source) むかし、京のカエルが、大阪の難波見物へと出かけました。 西京から、山崎へ出て、天王山に登りかかりました。 また、大阪には京に興味津々のカエルがいて、高槻、山崎から天王山に登りかかりました。 京と大阪のカエルはちょうど天王山の頂…