南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

嬉しい物質。

ハエは、足の先に味覚器官があるというようなことをユクスキュルの本に書いてあったような覚えがある。 食えるモンかどうかと、瞬時にわかるようである。 彼等は、思考器官は持っていないので、条件反射で生きておるわけで、我々のように「食える!」と思っ…

開化のすゝめ。

ひらかねば 扇も風の つぼみかな。 -詠み人知らず- たとえていうなら 花ならつぼみ。 番茶も出番の熱中症対策。 どう使うかは、自分のセンス次第でございますればのう。

露と浮草。

露は日に去り 浮草は風に去る。 一時の逢瀬ここに今生の夢を見るか。 儚きことの代名詞でもある露と浮草。 ほとんど関係ないが、 朝顔に つるべとられず 間男に 女房とられて わしゃもらい乳(ちち) という雑句がある。 浮気草 そんなこととは つゆしらず …

お多福坂。

夏の走りの 石清水 八幡宮の参道表 岩に染み入る蝉の声 みーんみーんみーんみん ひとっこひとり みーんと鳴く。 軒端に揺れるは甘酒の 坂の途中の力水 耐えて乾きし喉こらえ お多福背負うて もうしばし しばししばしと 帆をあげて のぼるは 萬願坂の上 ひと…

ふるもの。

ウォッシャブルジーンズがかっこええんなら、ウォッシャブルアイアンがはやってもええんちゃうか? 長い間雨に洗われてまっせ。 わしが左官職なら、こんなんで仕事したいおもいますのやけど。 買い物にもこんなんでいったらそりゃ目立ちます。 ファションリ…

探求心。

知りたいという気持ちが起きるとしよう。 いわゆる好奇心が芽生える。 それを知ってもっと知りたいと思ったならば。 好奇心から探究心に変わる。 探求することが、楽しくて仕方なくなったら、それが天職。 知るは、好くにしかず。好くは、楽しむにしかず。 …

ご無体な味噌汁。

お代官さま、そんなご無体な。 というような無理難題をけしかける輩や、頭おかしいんちゃうかとおもえるような論理を振りかざすモンスター人間と世の中珠に遭遇する。 体をなさない、ねじまがった価値観の怪物にかかずらわらってしまうということは災難以外…

秋色夏彩。

夏の彩の中で秋色に遊ぶ。おつなもの。 ちょいと気分を変えなんして、この暑さを楽しむもまた一興。 春にもかえて 夏にもかえて あきもせぬうち いろかえで。 おつで風流を気取ってみれば すこしはすずむしなくかいな。 おあつうございます。 どちらさまも。…

社会の窓。

用を足そうと思えば、社会の窓はしっかりと開けとくものだ。 可愛い息子には旅をさせよ、とばかり引っ張り出すことだ。 たとい小さくとも、ちぢこまっていようとも。社会の窓さえ開けることを忘れなければ、用はちゃんと成せるのだ。 井の中蛙が空うち眺め …

Mr.T

うわべの陽気さ。そいつがくせもの。ミスターティー。 ついに捉えた。 素顔が見えた。 移動するミスター田螺。 と。ここで考える。田螺にオスメスの区別があるのかと。 見分けられない。 ミスだったらどないしょ。 みかけの判断。そいつがくせもの。ミスター…

水の流れのように。

源をみなもとに全ての水は低い方低い方に流れやがては全て大海に注ぐ。 全てを引き受けた海の水は、南海上で温められ、再び全ての水の源となり北に帰る。 確か、地球の全水量のうち陸地に留まっているのは2パーセント程度だという。 どれくらいの頻度で「こ…

積層茸の志。

積み重なるように茸が生えている。 積み重なる雲が大雨を降らすように、重なるものは強い。 そして通常の場合それは、美しい。 独立した強さを持ったもの達が重なることで、より一層の強さと美しさを持つ。 ふにゃふにゃは、寄り集まりすぎると自重で崩壊す…

なしがある。

成り始めのなしが、五つ連なっている。 インドネシアにいくとこれは、ナシゴレンという料理になる。 嘘です。 なしがある。ということはなしの木であるということである。 林檎の木になしは成らない。 林檎が成るとすれば、それは林檎の木でしかなし。 単純…

ストーリーテイラー。

起因があって、原因に展開し、因縁を結びながら、結末に至り、その先を暗示する。 切り抜かれたその中の一部分の現象でさえ、人は物語を夢想する。 そういう生き物だ。 人は誰でも、ストーリーテイラー。 そして人は誰でも、自分の生身のストーリーを書きき…

もっと光を。

ギヨオテとは、俺のことかとゲーテ言い。 鴎外はんの、「ギヨオテ伝」によると、「窓を一つ開けてくれ。明かりがもっと入るように。」といったのが、臨終の折の最後の言葉であったという。 もっと光を。という有名な台詞はこれに基づいているらしい。 72歳に…

夢の運動場。

淀川の河川敷を自転車で走るのがとっても楽しいと思えることのひとつに、あらゆるスポーツを楽しむ様々な運動場があり、子供達が真剣に練習している姿を目にすることである。 少年少女たちよ。大志を抱け。 と現代のクラーク博士が、きっとそのなかで旗を振…

なごり梅雨。

浜の真砂は尽きるとも、世に回る季節の尽きることあるまじ。 石川五右衛門の髪型を思い出した。名残の花。 纏いつく空気の湿気は減り、目に入る光の輝度が増すとき、梅雨は去りぎわ名残ぎわ。 去年より君は、綺麗になった。