2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「犬が吠えなかったことが奇妙なのだ。」 シャーロック・ホームズににそう言わせた、アーサー・コナン・ドイルは、推意の基本をこう語っている、 「変わっているところが決まって手がかりになる。」 推理、推測、予測の類において、その精度の高低は、変化を…
どのような結ばれ方をしていても、結べたものは解くことは可能です。 ひも解くとは、結ばれ方とそのいとを読み取る事です。 漢の高祖の時、ある賢人のいわく、政(まつりごと)において、理(ことわり)と人心を解するとは、縄の結ばれるを解くがごとし、急…
男と女の結婚生活は、幸福なものであるための条件が一つでも欠けてしまえば、その他の条件が全てそろっていたとしても、幸福なものにはならない。-アンナ・カレーニナの原則- つまりは、分母を小さくする事がコツだということではなかろうか。 あれやこれや…
「共感覚」は、自動的に生じる一種の感覚の連合である。 こうした感覚を持つ人は、2千人に少なくても一人の割合でいる。 共感覚を持つ人は、例えば「母音に色がついて」聞こえる。 1871年にランボーが書いた「母音」と言う詩は、「A(ア)は黒、E(ウ…
大胆な考え方をするけれど、同時に自分自身の考えにも非常に批判的な人々がいる。 自分の考えが正しいことを示そうとするとき、彼らはまず、ひょっとして自分は間違っているのではないかと考えることから始める。 彼らは大胆な考えを持ち、その大胆な自分の…
事実実際に、自身で見聞き体感しないかぎり、 想像力にはどうしても限界があり、またいろいろ外野は勇み足もしやすいこともありますから安易な言動は慎むべきだということもわかります。 でも、とおもうこともあります。 なにもできないくせに思わずつい、立…
夜話に云わく、今、世出世間(せしゅつせけん)の人、 多分は善事をなしてはかまえて人に知られんと思ひ、 悪事を作(な)しては人に知られじと思ふ。 依(よつ)て内外不相応のこと出来(いできた)る。 あいかまえて内外相応し、錯(あや)まりを悔ひ、 実…
その昔、庶民救済を結願に、荒廃した奈良の大仏の復興を目的に組織され、全国を行脚し様々な協力を求める「勧進(かんじん)」という行為に命を掛けた人々がいました。 すわっ一大事となれば、当時も今も変わることなく、時代時代の勧進があり、それに使命を…
向春陽和らぎ、花街道の蕾が膨らんでいます。 花蜂も活動をはじめ、菜の花あいてに無心。 寒緋桜の桃色を飛び回る、ちょこちょこと鶯色のメジロが綺麗です。 沈丁花は開花を欲し,あたりにはそこはかとなくえもいわれなき薄層状の香気をたなびかせている。 天…
共同体とは、共にあることによって培われる。 摂取と排泄と我執という、剥き身の生存欲は一旦脇において、それらをスポイルして、共に生きるという意識に目覚めた成員としての成熟度が求められる。 獣と人間との違いは、この生殖的機能を果たす脳以外に「余…
春の東雲(しののめ)のふるえる薄明に、咲きつ散りつ花。 原始時代の人は、その恋人に初めて花を手折(たお)りささげると、それによって獣性を脱したといわれます。彼はこうして粗野な自然の必要を超越して人間らしくなった。 喜びにも悲しみにも、花はわ…
幡が動いている。 否。 風が動いている。 否。 幡も風も動かない、私がそれを認めないかぎり。 太陽が動いている。 否。 地球が動いている。 否。 太陽も地球も動かない、逝ってしまった人たちにとっては。 -無山人-
自然が強大な力で襲いかかる時、世界は連帯しなければなりません。 この度、破壊的な地震と津波に襲われた日本の政府と国民の皆様に、 深い同情と心よりの連帯の念を表します。 このような大きな悲劇を受け、思い出されることがあります。 それは、過去に世…
2011年3月11日は、永遠に記録される日となった。 凄まじい。 誰の身にも起こりうる悲運であります。 国連をはじめ、世界3十数カ国が間髪いれずに、如何なる要請にも応えると、全面的支援を表明してくれています。 マグニチュード8.8(*後日9.0に訂正…
今朝船場で 健康診断を受けた後、いい天気なので、「丼池ストリート」を歩いて帰ってきていたとき、 「 ドンブリばちゃ ういたういた ステテコ しゃんしゃん 」 急にあのフレーズとリズムが、体内を駆け巡ったのであります。 なんなのでしょう。 仕方ないの…
背光は 銀灰色の憐々 波紋々と弛み 亦揺々と音する 浮く鳥々 翼々を折り 頭冠委ね 彼々なく 我々なく 昏々と悠々と 時に和す さればとよ 一衣帯水 和合の極意か
知覚には、常に存在するものを背景のノイズとして処理し、弱めると言う傾向がある。 だから、自分の体臭は感じないし、衣服や眼鏡が肌に触れていることも忘れている。 考え直してみよう、というような感覚が起こるのは、それに値する知覚を呼び覚ますなんら…
先日のミーティングのあと、つまみのきゅうりを齧りながら、ふと浮かんだことが、今朝もまた浮かんだ。 どうしてだろう、どんな背景があるのか、未だにつかまえられない。 なんで、だいじょうぶだよ という意味が、「屁の河童」なのだろうか。
七賢のひとり、劉伶(りゅうれい)という人は「天地をわが家とし、家を衣服とする」うらやましいほど奔放な生き方をした。 酒もかなりなもので、「酒は一度に一石を呑み、五斗を迎え酒とする」 と詠まれている。 李白の「一斗詩百編」もすごいが、それよりも…
身分に順があるなんてことは、明治のお役人が宣伝したのよ だまされちゃいけねぇ、悪しき前例を破ったなんていう大儀がなけりゃ吾身の正当性がうしなわれちまうからさ 身分の順であれこれ争ってるのは、お侍の中だけのはなしだろ 庶民は、なんやそれってなも…
あたかも自然が自己に干渉するものや反対するものをことごとく自己の目的にかなうように形成し、自己の一部となしてしまうがごとく、理性的動物もその目的とするところがなんであろうと、あらゆる障碍物を自己の素材としてそのために有効に活用することがで…
まんさくの花が咲いたよ 万策尽きず、豊年満作、縁起をかこって まんさくの花が咲いた。
思想家ヒュームはこういっている、 「自分の指にひっかき傷ができるよりも、全世界が破壊されるほうを選ぶのは、理性と矛盾しない。」 どういう理性が働いたのかは知らないが、みんな死ねばいいといって、人々を道連れにバスを横転させた男がいたようだ。 人…