南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

やまあらし。



木に登るのが得意。

ちょっとでも高い所には目が無い。

高い所に上っては目を回すのが好き。

花見などをしている人がいると、木の上から驚かしたくなる。

いつも目が回っているので、たまに止まり木からドシンと落ちてきて人に迷惑をかける。

いい気になると、注意不足で、痛い目にあう。

あんな妖怪になったらだめよ。と子供を諭すときにも使われる。


珠に人に乗り移る。

乗り移られたひとは、離すのに骨が折れる。

乗り移られない為には、ついついいい気になって、目を回さないこと。

年甲斐も無い、破目を外しすぎないこと。

悪乗りの無鉄砲が大好きなのである。


特に酔っぱらいが好きなようだ。

ついつい魅入られやすい妖怪。


やまあらし。