南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

正法眼蔵


生きる時はただ生き 死ぬときは死に向かってただ従う。

厭ったり願ったりしてはいけない。

薪は燃えて灰になるが、だからといって灰は後、薪は先と見てはいけない。

その前後関係はあくまで断ち切れており、あるのは現在ばかりなのだ。

人の生死も同じで、生が死になるのではない。生も死も一時の在り方に過ぎない。

道元禅師