南無煩悩大菩薩

露の世は露の世ながらさりながら

誉れ。



強烈な横顔である。

しかし悪い人には見えない。

しかし抱かれたいとも思わない。

顔全体が筋肉である。

笑えばどんな顔になるのだろう。

わりとすごくチャーミングになるのではなかろうか。

エレガントさには程遠いかもしれないが、ストイックさにかけては抜群だ。

後ろに控える本尊を守り通す気概に満ち溢れている。

誉れというものを感じる。

気概のある顔はしかし、ほれるのである。

彫像でなくても、ほれぼれする。